容疑者Xの献身 東野圭吾
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![]() | 東野 圭吾 文藝春秋 2005-08-25 売り上げランキング : 1120 おすすめ平均 ![]() ガリレオこと湯川学が挑む、数学の論理と純愛の論理の双対関係! いあ〜、よく出来ていますね。 純愛小説Amazonで詳しく見る by G-Tools |
出版社 / 著者からの内容紹介数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか
(「BOOK」データベースより)これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。
ドラマで話題の東野圭吾ガリレオのシリーズ3作目。と言っても本作の主役は、湯川ではなく、常識的な論理を超越する天才数学者の異常な論理。その論理の美しさが、リアルに描かれる警察社会の中で、異様な存在感を呈す。その不協和音こそがこの作品の本質だと思う。俗世間の中ではあまりに異質な崇高な数学者。
ただ石神の天才性にちと疑問。真賀田四季並の圧倒的な天才の存在感がなければ。。。ラストの陳腐さには首をかしげるしかない。普通の人を丁寧に描くのはとてもうまいと思うんだけど。やっぱり直木賞を狙っていたからだろうか?ちなみに東野圭吾さんは本作で第134回直木賞受賞。それまで5回落選していて念願の?受賞。彼の受賞を妨げていたのは、ジュンちゃんこと渡辺淳一先生。なんでも、文壇バーでお気に入りの女の子を東野圭吾さんにとられたから恨んでいたのだとか。
本格か本格でないかで論争にもなったそうだが、そもそも本格ミステリっていうネーミングはどうかと思う。そんな分類意味あるのかとも。本格って焼き肉のたれですかあ?
この作品はさえない容貌の男性が、そのひたむきさと努力によって美女を射止めるという、電車男の進化系ではないかとの指摘もある。確かに異常な献身でも報われたいという、悲痛な願いは感動的で、電車男同様、読者の心を捉えるのかもしれない。もてない男が偶然モテだしたり、偶然出会った女の子になんの脈略もなく好かれたりする話ではなく、きちんと努力しているところがえらいと思う。ただ本作では報われてはいないが。。
「ガリレオ」初回24.7%…フジ月9は久々ヒット
ドラマガリレオは予想以上に好調で、やっぱり容疑者Xの献身の映画化を狙って
いると思う。でもまた原作改変して福山雅治を主役にしそうだが。。。
TB:かみさまの贈りもの〜読書日記〜さん
大峰化学株式会社〜社長ブログさん



ガリレオこと湯川学が挑む、数学の論理と純愛の論理の双対関係!











