2007/09/03 [月] 19:23

夜の公園 |
 | 川上 弘美
中央公論新社 2006-04-22 売り上げランキング : 177518
おすすめ平均 
それは公園からはじまる
他の作品を読んでみたい
下種の勘繰りと言われてしまうかもしれませんが・・・
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出版社/著者からの内容紹介 わたしいま、しあわせなのかな――寄り添っているのに、届かないのはなぜ。恋愛の現実に深く分け入る、川上弘美の新たなる傑作長篇。
内容(「BOOK」データベースより)寄り添っているのに届かないのはなぜ。恋愛の現実に深く分け入る川上弘美の新たな世界。
久しぶりに川上弘美さんの小説を読む。
新刊が溜まっていたけど、読みそびれていたもの。
短時間で読んだけど川上ワールドを堪能できて満足。
よるべないあの感じ。いろいろな恋愛関係が描かれているが結局は友情の話なんだと思う。ともかく私はそう読んだ。お互い向き合っているんじゃなくて違う道歩いていて、ふと横を見るといる、という関係の女の友情。主人公とその親友がお互いに面と向かって直接口にはしないけれど、それぞれがそれぞれの時間の中で名前を呼ぶ。それがとても切なくてちょっと涙が出た。
きっと自分にも、そういうことが、あった。あった。自己憐憫のような、自分を責めるような、甘い胸の痛み。
なんとなく江國香織の『ホーリー・ガーデン』を思い出した。ちょっと雰囲気似てるかも。
これは斎藤美奈子さんのいうところの、「妊娠小説」、ではないかな。男があわてふためいたりしてないしw
さて次は『真鶴』を読もう。
TB:
粋な提案さん