『篦棒な人々 戦後サブカルチャー偉人伝』竹熊健太郎
『篦棒(ベラボー)な人々 戦後サブカルチャー偉人伝』竹熊健太郎
文庫の新刊コーナーに平積みされていたのを購入。
私の世代より大分目上の方々ばかりですが、精神年齢はずっと若いかもなんて読みながら思いました。過激な淑女ならぬ過激な老人ですかね。竹熊さんがブログで仰っているように。
一番私が惹かれたのは康芳夫さんのインタビュー。「虚」という漢字が繰り返し出てくる。虚実皮膜、虚構性、虚業家・・・。インタビューの章タイトルは「康芳夫 現世はすべて神の遊戯(たわむれ)」。この方が「煽動」された数々のイベント、作品などは、まさに夢と現の境目が分からなくなるような、強烈なものばかりなんだけど、それを康氏は「退屈しのぎ」と言ってのける。この「退屈」という言葉にひかれた。「退屈」っていうのは、文学的なテーマになりうると言葉だと思う。
石原豪人さんのホモに対するこだわりには、笑った。でも本質的を言い当てている。とにかく「女はホモの美少年が好き」ということです。よっぽど女性好きなんでしょう。
他にも、思わず線を引きたくなる、箴言の数々。文庫化した河出さん偉い!
え、いいのと思うような結構な過激発言も見られるが、そういう篦棒な時代の篦棒な人々が、正直羨ましい。でも(石原さんは亡くなられているが)バリバリ現役だ。
「ALWAYS 三丁目の夕日」的なそれとは違う、懐古主義に浸りたくなる。
TB:404 Blog Not Found:篦棒な時代が生んだ四人 - 書評 -篦棒な人々
たけくまメモ : 【篦棒な人々 4】「ダダカン」糸井貫二・抜粋
文庫の新刊コーナーに平積みされていたのを購入。
私の世代より大分目上の方々ばかりですが、精神年齢はずっと若いかもなんて読みながら思いました。過激な淑女ならぬ過激な老人ですかね。竹熊さんがブログで仰っているように。
一番私が惹かれたのは康芳夫さんのインタビュー。「虚」という漢字が繰り返し出てくる。虚実皮膜、虚構性、虚業家・・・。インタビューの章タイトルは「康芳夫 現世はすべて神の遊戯(たわむれ)」。この方が「煽動」された数々のイベント、作品などは、まさに夢と現の境目が分からなくなるような、強烈なものばかりなんだけど、それを康氏は「退屈しのぎ」と言ってのける。この「退屈」という言葉にひかれた。「退屈」っていうのは、文学的なテーマになりうると言葉だと思う。
石原豪人さんのホモに対するこだわりには、笑った。でも本質的を言い当てている。とにかく「女はホモの美少年が好き」ということです。よっぽど女性好きなんでしょう。
他にも、思わず線を引きたくなる、箴言の数々。文庫化した河出さん偉い!
え、いいのと思うような結構な過激発言も見られるが、そういう篦棒な時代の篦棒な人々が、正直羨ましい。でも(石原さんは亡くなられているが)バリバリ現役だ。
「ALWAYS 三丁目の夕日」的なそれとは違う、懐古主義に浸りたくなる。
TB:404 Blog Not Found:篦棒な時代が生んだ四人 - 書評 -篦棒な人々
たけくまメモ : 【篦棒な人々 4】「ダダカン」糸井貫二・抜粋
戦後大衆文化に放たれた、激烈なるエネルギー――
康芳夫(マルチプロデューサー、虚業家)/石原豪人(挿絵画家、画怪人)/川内康範(月光仮面原作者、生涯助ッ人)/糸井貫二(全裸の超・前衛芸術家) 彼らケタ外れの偉人たちを追う伝説のインタビュー集。裏の昭和が熱く妖しくよみがえる。
サブカルチャー総合誌『クイック・ジャパン』創刊当初の名物企画から生まれた名著『篦棒(ベラボー)な人々』、待望の文庫化。 解説=本橋信宏
著者について
1960年、東京生まれ。編集家、漫画原作者、ライター。多摩美術大学非常勤講師。桑沢デザイン研究所非常勤講師。著書に、『サルでも描けるまんが教室』 (相原コージと共著)、『私とハルマゲドン』『マンガ原稿料はなぜ安いのか?』『ゴルゴ13はいつ終わるのか?』、ほか多数。
康芳夫(マルチプロデューサー、虚業家)/石原豪人(挿絵画家、画怪人)/川内康範(月光仮面原作者、生涯助ッ人)/糸井貫二(全裸の超・前衛芸術家) 彼らケタ外れの偉人たちを追う伝説のインタビュー集。裏の昭和が熱く妖しくよみがえる。
サブカルチャー総合誌『クイック・ジャパン』創刊当初の名物企画から生まれた名著『篦棒(ベラボー)な人々』、待望の文庫化。 解説=本橋信宏
著者について
1960年、東京生まれ。編集家、漫画原作者、ライター。多摩美術大学非常勤講師。桑沢デザイン研究所非常勤講師。著書に、『サルでも描けるまんが教室』 (相原コージと共著)、『私とハルマゲドン』『マンガ原稿料はなぜ安いのか?』『ゴルゴ13はいつ終わるのか?』、ほか多数。
竹熊 健太郎 / 河出書房新社(2007/12/04)
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歴史に残る「偉大なる雑書」──インタビューの醍醐味を堪能
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