ダ・ヴィンチ 2008年05月号/ダ・ヴィンチの釣り師的傾向

2008/04/07 [月] 19:22 このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録

春。季節の変わり目に風邪ひきやすい私は、ここ数日案の定風邪っぴきです。帰宅後はものを書く気力がなく、なかなかアップできない。でもちょっと元気なってきたので少し書いてみる。


ダ・ヴィンチ 2008年 05月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2008年 05月号 [雑誌]

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春。ダ・ヴィンチ 2008年 05月号はリニューアル第一号という事で新連載が目白押し。ちょっと遅いですけど、簡単に紙面紹介。
特集は
1.三つ星☆☆☆ワンコイン文庫
2.マンガ大賞2008決定!!大賞は『岳』に決定!
3.文化系トークラジオLife

ワンコイン文庫。500円以内で買える、本好きにはありがたいもの。でも私は、本当はちょっと安すぎるよなーと思っている。500円の文庫が印税10%として、10万部売れても、作家に入るのは500万円。これは少なすぎると思う。まして10万部なんて大ヒットだ、1万部行けばいい方、なんてざら。日本の出版物は元々が値段が安すぎる。本が売れない、出版不況が嘆かれるなか、こういう特集するとは、皮肉なのか喧嘩売ってるのか、ダ・ヴィンチ。薄利多売のではなないのだよー。特に、アシスタントの経費などがかかる漫画家さんは大変だ。


そして、マンガ大賞は、出版社主催でもなく書店主催でもない、どこにも属さない「マンガ好き」の有志による、純粋・単純に「面白い」マンガを決める、新しい漫画賞だ。
公式サイト
まんたい運営ブログも設置されており、「このマンガがすごい」系というかネットの匂いが濃い。ノミネート作品では『海街diary 1 蝉時雨のやむ頃』吉田秋生か、『大奥』よしながふみかな。しかし、よしながふみは強い、『きのう何食べた?』『フラワー・オブ・ライフ』合わせて三作品ノミネート。ほぼ読んでる作品ばかりだが、『君に届け』椎名軽穂『皇国の守護者』佐藤大輔、伊藤悠『とめはねっ! 鈴里高校書道部』河合克敏は未読。『君に届け』読んでみたいけど、眩しすぎて未だ手が出せず。


文化系トークラジオLifeこれまたネットっぽいなあ。という人々、話題。ポッドキャスト、面白いです。


読者なんでもランキングがリターンズ!として復活。
傾向分析・解説は永江朗さん。いきなり

「あれれライトノベルは終わったのか?」なんて特集をしていたのはどこの雑誌でしたっけ、とつっこみたくなるランキング。」
と皮肉っているのが受けた。あの見出しはネットで結構話題になりましたからね。なめてるのか、ダ・ヴィンチ、と。ラノベファン馬鹿にしたというか、神経逆なでするような「釣り」タイトルが多い、ダ・ヴィンチ。横里隆編集長の方針なのか。


いつもながら、一番の読みどころはもちろん、買って真っ先に読む『テレプシコーラ』。今回はお話が動きます。やっと飛行機に乗り、フランスへ。トラブルで六花一人で搭乗することになり、不安で泣きそうになるも、以前と違い成長ぶりを見せ、無事たどり着く。途中、あの「空美ちゃん」も回想シーンに出てきて・・・。ひとみちゃんはバレエをやめてしまった。ひとみちゃんは続ければ千花ちゃんと同じ経路を辿っていたかもしれない。複雑な思いを抱えつつも

「わたしは、ひとみちゃんとも千花ちゃんとも違うバレエを生きたい・・・」
と心に決める六花ちゃん。
そして、気になるのは謎の長身の美女。顔は違うが、絵柄や雰囲気からあの人物を思い浮かべてしまう・・・。さあ、面白くなって参りました。


新連載のコラムに、川上未映子、キリンジ、東村アキコと嬉しい顔ぶれが。でも始まりもあれば終わりもあります。あの長期連載、宮台真司先生の「オン・ザ・ブリッジ」は最終回を迎えた。といっても媒体をかえて連載は続行するらしいので、興味のある方は「ミヤダイ・ドットコム」へGO。



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