山田詠美インタビュー

2007/07/10 [火] 02:35 このエントリーを含むはてなブックマーク
関連記事:風味絶佳 山田詠美
参考リンク:AERA 2007年7月9日号 現代の肖像山田詠美●作家/島崎今日子
AERAで山田詠美さんの記事があったので読んだ。普通の新刊インタビューと違い、作家の私生活というか詠美さん本人に焦点を当てている感じだ。ファンなら既知の情報が多かったが、ご実家の両親のこと、結婚のこと、ちょっと気になることがいくつかあった。やっぱり長女ということで両親からの期待が重かったり、愛情を息苦しく感じてた時期があったんだなあ。それが『こぎつねこん』等の系譜につながる?のかなと思ったり。。。

 
それから旦那さんとやっぱり離婚してたんだ。去年(2006年)離婚したらしい。実質別居期間が長いし、でも離婚はしないのかと思っていたので、これはちょっとびっくり。ちょうどつらい時期に「A2Z」を書かれていたのかと思うと切ない。


なんというか熱血ポンちゃんで見られるようなお気楽さとはちがって、裏の苦労というか苦しさが窺い知れる記事だったので、胸が締め付けられるような気持になった。
詠美さんが「ゲイ的」であるとか、雌雄同体との表現にはなるほどと思った。確かに彼女の恋愛小説は女性の生理とか業とかではなく、もっとニュートラルに人と人のぶつかり合いであると思う。執筆中に友人と電車に乗っていて突然泣き出したというエピソードからは、詠美さんの作家としての責任感の強さと、繊細さを感じる。締め切りのある仕事はしないのは有名だけど、これって自分で自分を追い込んでる、それが出来るひとだからこそだよなあと思う。でもこれからも詠美さんはまだまだ書きたいものがあるとのことなので、安心だ。一生読者でいるぞ。

 
今斎藤美奈子さんの「文章読本さん江」を読んでいます。やっぱり斎藤さん切れ味のよい文章と批評眼はすばらしい。読みたい本、買いたい本がいっぱいあるけど、積ん読になりそうなので自重しておく。


山田詠美  |  この記事のurl  | コメント(0)  |  トラックバック(1)  | 編集
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from 富久亭日乗 2008.01.23 [ a]

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