10代少女の乳児遺棄事件

2007/07/04 [水] 18:19 このエントリーを含むはてなブックマーク
昨日か一昨日のyahooのトップに出てた記事。気になって書こうと思ってたんだけど
遅くなってしまった。

 最近、こういった10代の女の子が産んだ赤ちゃんを困って捨ててしまう事件が目立つ。といっても昔からコインロッカーベイビーズみたい事件はあったんだけど。育てられないんなら産むなとか、妊娠するなとかいうのは正論だと思う。でも同じ女として、10代を過ぎた者として、この女の子たちが追い詰められていたのはリアルに想像できる。親にも言えないし、誰にも相談できないずっと何ヶ月も重たい
秘密を抱えて、恐怖と絶望に苛まれていたんだろうなと。はやく親に相談して堕胎手術の費用出してもらうとか彼氏と相談して育てるよう頑張ればよかったのにとかいろいろ後からつっこむことはできる。
だけど、人にはそれぞれ環境や事情があって、経済的状況から堕胎も育てるのも困難だったかもしれない。ちゃんと手続きして里親に出すとか施設に引き取ってもらうとか他にも手段があったかもしれない。でもこういう女の子の一番ネックに引っかかっているのは親に言うことだと思う。自分がその立場に立つとしてとてもじゃないけど無理だ。怖い。20過ぎた今はともかく10代で。そんなの親に相談しないでどうするのと言われるかも知れない。でもDV親父だったら?相談できない親ってのは世の中にいるんです。何されるかわかんないという恐怖。絶対殴られる。そういう状況で追い詰められていったのかもしれない。もちろん実際のことはわからないけれど。
 
 擁護するようなことを書いたが、赤ちゃんを捨てる女の子達は無責任だし、罪を背負うのは当然だと思う。でもじゃあ男の方はどうなの?とも思う。この子達は逮捕されて社会的にも糾弾されて
父親のほうはおとがめなし?もちろん周りのひとから責められているかもしれない。でもフェアじゃない。妊娠したのは二人の責任なのに。赤ちゃんポストもいろいろ言われているけど、必要な面もあると思う。ただ匿名なため、無責任な育児放棄を助長する面は確かにある。なんとか実名で本人一人だけで責任のとれる里親制度や施設受け入れができないのだろうか。秘密は守られるように。親に相談できない少女も犯罪に走らないで済むように。

 女性ならわかると思うけど、生理が一週間遅れただけでも恐怖なんだよね。男の人って避妊のこと真剣に考えてない人が多い気がする。(もちろん責任感のある男性もいらっしゃいます)こういう言い方はどうかと思うけど、膣外射精を避妊だと思ってる奴、コンドームつけるのをやっぱり面倒だ出来ればなしでと考えてる奴っていると思う。まあだからこそ学校での性教育でちゃんと具体的に避妊対策を教えるべきだと思うが、それでも実際難しい。やはり自分の体は自分で守る。女の方がしっかり考えて対策とらないと。避妊は本来男女二人で成り立つものなんだけど。男がだめな分女がつよくならないとね。

 この事件のことを考えていて村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」を読みたくなった。ずいぶん昔の本だから今はあんまり書店で見かけないけど、村上龍の小説の中では一二を争う傑作です。図書館で探して読み直そうかな。



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