新聞社 ― 破綻したビジネスモデル 河内 孝

2007/10/01 [月] 01:04 このエントリーを含むはてなブックマーク
新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書 205)
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この『新聞社 破綻した経営モデル』は毎日新聞の常務取締役だった新聞経営の実態を知り尽くしている著者が、新聞販売がいかに破綻しているかを丁寧に解説してくれる一冊。
と言っても、自分が所属していた毎日で知った事を暴露する内部告発物ではない。退社後、新たに取材して書かれたものだ。記事も書ける、経営のこともよくわかっている、新聞社が熱心になっているITメディアのこともなさっていた。裏も表もよく知っていて、その方が新聞社のビジネスモデルはここへきて破綻してしまったんじゃないかと非常に厳しく書かれている。


非常に倫理観の強い方で、この本を書くにあたって、自分が社内にいる時に目に触れることができた面について依拠していないという。辞めた後に記者仲間等に取材して確認してデータだけを使っている非常にフェアな書き方に徹している。


実際には公に言われている発行部とがだいぶ違うということが書いてある。
押し紙制度。新聞社本社のほうが販売店に無理矢理押し付けて買わせてる。これは独禁法の例外を受けるにあたってそういうことをしてはいけないと法的に言われていることだそうだ。これが明るみに出ると新聞社は今の独禁法の例外で定価で売っていいよと制度が外れてしまうかもしれないというとんでもない大スキャンダル。それがなぜそういう構造になるか丁寧に書かれています。



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