2007/10/11 [木] 23:34

英女性作家ドリス・レッシング、ノーベル文学賞受賞/村上春樹さん受賞逃す
村上春樹さんではありませんでした。残念w
私はぶっちゃけ村上春樹嫌いなので別に残念ではないんですがwしかしいちいちマスコミは受賞前に騒ぎすぎでは?馬鹿に見えますよ。
どうせなら春樹よりよしもとばななにあげてほしい。世界で受けてる日本文学つーんなら。
中島義道が『私の嫌いな10の言葉』で書かれている村上春樹批判が最高に痛快で共感できる。以下は『ノルウェイの森』を読んだ中島さんの感想
「あまりにも不快であるために、かえって興味を抱きました。」
「読み進むにつれて、内容のあまりの非現実性にすっかり動転。」
「世間からはじき出されたまともでないはずの人びとが・・・みんな知的にも肉体的にも経済的にも並み以上、いやかなり恵まれた人ばかり。
・・・そんな恵まれた人びとがみんな抽象的に他人を世間を恐れている。
これって相当ひどい話ではないでしょうか。」
とくにこれといった具体的理由ではなく抽象的な理由でどんどん人が死んでいく。理不尽さとか痛みは感じられない。なんていうか馬鹿にしているというか不快になります。それが狙いなのかもしれませんが、私は苦手です。
中島さんはその続きで山田詠美さんの『ひざまずいて足をお舐め』をこう絶賛している。
<「見た通りに書くこと」には大変な才能がいる。それは、それ以前に「見る」才能がいるから。多くの人は見えても書けず、もっと多くの人は見えもせず書けもしない。彼女は書かないときも『自分の目を使って、色々なものを見ること。普通の人の見えないものを見ること。』に勤勉なのです。そうしない作家が多い。書くときだけ勤勉な作家が多い。
哲学的ですらある主人公が最高に痛快。山田詠美さん自身も村上春樹は「もてない男が偶然好きになられるから読まれる」と批判的だ。「私のファンは村上春樹のファンとかぶらない」とも。村上チルドレンと言われる作家には好きな方もいますが。
ニュース記事から脱線しましたが、村上氏自身もマスコミ嫌いだし、いちいち受賞前に騒ぐマスコミは痛いので来年からは控えていただきたいですね。