2007/10/12 [金] 20:03

「凶悪犯罪は低年齢化」していない〜子どもに対してせっかちな大人たち(日経BP)
「凶悪犯罪は低年齢化」していない、というのは常識です。以上終わり。
といきたいとこですが、一応もうちょっと書いてみる。メディアで少年犯罪が目立って取り上げられるようになったのは多分97年の神戸連続児童殺傷事件以降だと思う。実際の犯罪件数自体はむしろ減ってるのに、「犯罪の低年齢化」が声高に叫ばれるようになった。
これはメディアでも宮崎哲弥さんとかまともな評論家は言われていたことだけど、やっぱりステレオタイプな「凶悪犯罪の低年齢化」!が大きな声で勝っちゃう。今の若い人は、例えば団塊の世代と比べて、主張は弱いかもしれないけどおとなしく穏やかで優しいと思う。
いつの時代も「最近の若いもんは」と腐していたいのだろうか。確かにそれは若い人にも顕著で、今の20代半ば〜30代の人は今の10代に対して、「ゆとりw」と揶揄する。
私自身もちょっと下の世代の感覚についていけないときはそう思ってしまう。若い世代すら下の世代に対する違和感をキャッチフレーズ化してラベルを貼りたがるのだから、いわんや年輩世代おいてをや。
要するに思考停止なんですね、ラベル貼るのは。
以下記事より抜粋
戦後で飛びぬけて少年が凶悪化していたのは、1960年前後。「わしらの頃は〜」とか言っている団塊よりちょっと上の世代の人たちが青春時代を送っていた頃です。団塊の世代も、今の若者と比べたらかなり凶悪でした。つまり、若年成人が規範を身につけないまま大人になったというのは、60年代には当てはまるけれど、近年ではそうではないというのが分かります。(略)
メディアでは「凶悪事件の低年齢化」が騒がれていますが、実際はそうではなくて、比較的高い年齢層の少年や若年成人が、殺人事件を起こさなくなっているんですね。
で、相対的には10代半ばまでの低年齢層の比率は高くなっていることが分かります(略)
果たしてキレているのは、子どもなのでしょうか。例外的な事件が大騒ぎになるたびに、世の中の大人が思考停止してキレている。私にはそう見えてなりません。
引用が続きますが、
「考えることから逃げてはいけません」
私の恩師の言葉です。思考停止して逃げる大人にはなりたくない。でも「大人」っていったい誰でしょうね。
参考リンク:
『反社会学講座』第2回キレやすいのは誰だ
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