『文学的商品学』斎藤美奈子/斎藤美奈子は文学界の吉田豪か

2008/03/20 [木] 21:03 このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
文学的商品学 (文春文庫 さ 36-6)
文学的商品学 (文春文庫 さ 36-6)斎藤 美奈子

文藝春秋 2008-02-08
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star現代文学は果たしてカタログとして機能するか?
star後半ネタ切れした感はあるものの充分楽しめます。笑えます。

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斎藤美奈子さんの文庫本を買ったのは5冊目になる。いつの間にこんなに集めていたのだろう。
この『文学的商品学』を読みながら、そして佐藤尚之さんの解説を読んで、こんなことを思ってしまった。斎藤美奈子は吉田豪に似ている、と。と言っても普通の読書家の方には、吉田豪って誰?状態かもしれないので、一応説明すると、吉田氏はタレント本の書評を得意とする、プロ書評家・プロインタビュアーである。徹底した事前調査で、インタビューする芸能人に「なんで知っているんですか?」と驚かれること数知れず。そんな吉田豪氏と(本書における)斎藤美奈子氏の共通点を挙げてみる。(但しこれは基本的に斎藤美奈子氏の『文学的商品学』についてのエントリなので吉田氏についての記述は一部省く。わかる人には、わかるという不親切な書き方になっているかもしれません。あ、タイトルは釣りです、サーセン)
参考リンク:吉田豪 - Wikipedia


 ケータイ小説と『妊娠小説』(斎藤美奈子)

2007/11/10 [土] 17:06 このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
「ケータイ小説を理解できない人間は既に老害化しているという衝撃の事実:Aerodynamik - 航空力学」
ケータイ小説を理解している人をニュータイプとか言う人間は既に老害化しているという衝撃の事実


『恋空』が映画化で話題になったり、若い世代を中心に人気のあるケータイ小説とよばれるジャンルですが、本が好きな人にとっては多分、ケータイ小説(笑)恋空(笑)という感覚だと思います。。。まあ私がそうなんですけど。
小説だと認めてない節すらあるような。。。
ただこういう小説は、昔からあるという話は納得、同意です。ケータイ小説といって思い出すのが、斎藤美奈子さんの『妊娠小説』です。
ケータイ小説は通俗で赤裸々なものと思われているけれど、それはなにも今に限らず、文芸作品にもそういうものはあったし、昔のベストセラーだって似たようなものはたくさんあった。
要するに、私小説だと思うんだ、ケータイ小説って。で、日本人は昔から私小説が大好き。

 
そこで対峙するのが、同じように若い世代に人気のあるライトノベルだと思う。
自然主義的な(赤裸々な告白もある)私小説とちがって、全く新しい想像力の土台から生まれるのがライトノベル。
こっちには新しい文学の可能性は、あると思う。
ただケータイ小説に共感する女の子達にとっては、それは必要なものなんだろうな。切実に。「共感」というのが一つのキーワード。そういうのは馬鹿に出来ない、と思う。
妊娠小説 (ちくま文庫)「BOOK」データベースより)
『舞姫』から『風の歌を聴け』まで、望まない妊娠を扱った一大小説ジャンルが存在している―意表をついたネーミングと分析で、一大センセーションを巻き起こした処女評論。待望の文庫化。



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