『きみとぼくの壊れた世界』 西尾維新/アンチ・セカイ系?
| きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス) | |
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『きみとぼくの壊れた世界』について簡易版の感想。体調がまた少し悪くなったので、あまり長いエントリを書く元気がない・・・・。いつも読んでる文芸作品とは少し毛色の違うものに手を出してみた。新地開拓。
好きなものを好きでいつづけるのは、難しい。問題は完結しない。なんだか読んでいると、苦しくなる小説だった。
「セカイ系」とかよくわからんけれどこれはアンチ・セカイ系なのではと、思った。
後半から頭の中で警告ランプが廻りっぱなしだった。自分がいかにごまかしながら生きているか。。。わからないものをごまかさずに直視すると本当に死にたくなるかもしれない。かなり危険な小説だ。
小説の中で小説を語るのは、勇気のいることだろう。西尾維新はパンツ脱いでる作家だな。そして謙虚だ。自覚的な作家なんだろう。
西尾さん自身は講談社ノベルスというレーベルで出している以上、ライトノベルではないという認識のようだが、読者の読まれ方としては完全にラノベだろうね。挿絵や表紙カバーのイラストなんか見ても。まあ本格云々はどうでもいいが。
すばらしいミステリであるのは間違いない。ただなんていうか、妹のいかにもオタク好みのキャラ設定やしゃべり方は・・・正直キモイと思ってしまったwなにが「お兄ちゃん」だw
でもそんな偏見に負けてこれを読まないのは絶対に損。自分と世界の関係について悩んだことのある人は、きっと琴線に触れるだろう。薬というより、毒に、なるかもしれないが。
シリーズ第二弾『不気味で素朴な囲われた世界』読み中。
出版社/著者からの内容紹介
維新、全開!これぞ「きみとぼく」本格ミステリのすべて!
ミステリの伝言ゲームは続いている!
禁じられた一線を現在進行形で踏み越えつつある兄妹、櫃内様刻(ひつうちさまとき)と櫃内夜月(よるつき)。その友人、迎槻箱彦(むかえづきはこひこ)と琴原りりす。
彼らの世界は学園内で起こった密室殺人事件によって決定的にひびわれていく……。 様刻は保健室のひきこもり、病院坂黒猫(びょういんざかくろねこ)とともに事件の解決に乗り出すが――?『メフィスト』に一挙掲載され絶賛を浴びた「体験版」に解決編を加えた「完全版」。
内容(「BOOK」データベースより)
禁じられた一線を現在進行形で踏み越えつつある兄妹、櫃内様刻と櫃内夜月。その友人、迎槻箱彦と琴原りりす。彼らの世界は学園内で起こった密室殺人事件によって決定的にひびわれていく…。様刻は保健室のひきこもり、病院坂黒猫とともに事件の解決に乗り出すが―?『メフィスト』に一挙掲載され絶賛を浴びた「体験版」に解決編を加えた「完全版」。これぞ世界にとり残された「きみとぼく」のための本格ミステリー。



初期の異色作
なかなかディープな作品










