HUNTER×HUNTER(24)

2007/10/05 [ a] 23:15 このエントリーを含むはてなブックマーク
もう2日前には購入済みでしたが、やっと読めました。読み出したらストーリーもよみがえってきて、するするっとハンターの世界に入って行けました。結構覚えているものですね。


この巻はとにかく軍儀です。ルールはよくわからない将棋や碁のような、盤上のゲームで、天才棋士である少女コムギと王が戦います。王の退屈しのぎですね。そこでこの少女の才気に触れ、変わっていく王。揺れる心にときめきます(って違う)なんかところどころ絵が少女漫画ちっくで意味不明。嫁の影響でしょうか。


王はそれまで最強であり、力が全てだった。一方コムギは目が見えず、軍儀以外取り柄がない。


「ワダす本当に軍儀の他は何も出来なくて」


それしか無い人間の強み。王は賭けを持ちかけ、負けたら左腕をもらうと言う。それに対しコムギは元々命を賭けてやっていると答え、王を驚かせる。


「ワダすは負けたらゴミなんです。軍儀で負けたらば自ら死ぬと決めております」


この言葉に王は自分の覚悟の甘さを知り、自分の左腕をひきちぎってしまう。
    *             *               *
この辺の心理描写、冨樫節炸裂です。やっぱり冨樫さんの面白さはゲーム性にある。この戦いの駆け引きや、先の読めない展開が醍醐味。少年漫画で少年漫画らしいもので今一番面白いのはハンター×ハンターです、私的に。


私は幽遊白書直撃世代ですから、要するに冨樫信者ってことなのかもしれません。今のジャンプで読みたいと思うのはハンターしかないですから。再開してくれて本当に嬉しい。
コミックスの絵は結構綺麗です。私はあんまり細かいとこ気にしないので、連載中は雑でも構わないです。コミックスで修正入るし。


それにしてもwktkが止まりません。本屋さんでもかなり大量に平積みしてあって期待値高いなあと思いました。少なくとも10週連続掲載は確定のようなのでしばらくは安心ですが、ストックがなくなり、またきつくなってくると。。。どうなるんでしょうね。月1でいいので定期的にやって欲しいです。それからクラピカを出し
て下さい!何年出てないんだw


しかし今の小学生のジャンプ読者はハンター知らないかもね。まあ小学生読者がターゲットかどうかもあやしいですが。明日出る45号の売り上げが気になりますね。とりあえず私は何年かぶりに週刊少年ジャンプを買います。表紙はゴンとキルアです!でも一応目次をチェックして確認してから買います!
HUNTER×HUNTER NO.24 (24) (ジャンプコミックス)
冨樫 義博
集英社 (2007/10/04)
おすすめ度の平均: 5.0
5 他の漫画と比になら無い
5 確かに中毒性
5


 ふたりはともだち

2007/10/05 [ a] 00:41 このエントリーを含むはてなブックマーク
小学校の国語の教科書に載っていた「おてがみ」。


「しんあいなる がまがえるくんへ」この手紙の書き出しですでに泣きそうになります。アーノルド・ローベルのかえるくんとがまがえるくんのふたりの物語。


ふたりはお互いの見つけた素敵なもの、美しいものを相手に知らせずにはいられません。この、人生の甘美を共有しよう、というのが友情というものなのかも知れません。ひとりになりたいときもありますが、それはふたりのため。孤独は一人では感じられないということがわかります。


受験生時代、一人暮らしの孤独な夜、この絵本には支えられました。ベッドで丸まりながら、この本を開いて勇気をもらいました。


江國香織さんの『絵本を抱えて部屋のすみへ』という本で紹介もされています。
三木卓さんの豊かで力強い言葉による翻訳も素晴らしい。


丁寧な言葉でくるまれたユーモアは上品でありながら奇抜で、作品の奥行き、懐の大きさを感じさせる。意外にリアルな絵柄でちょっとぎょっとするシーンもありますが、(水着姿の絵は何度見ても笑ってしまう)それも新鮮なおどろきに満ちた子供の目線を思い出させてくれます。とにかく細部まで、豊かな物語なのです。


子供に是非読ませたい名作ですが、大人の読む絵本としてもおすすめです。
ふたりはともだち
ふたりはともだち
posted with amazlet on 08.03.18
アーノルド・ローベル 三木 卓
文化出版局 (1972/01)
売り上げランキング: 1705
おすすめ度の平均: 5.0
5 子供に読ませたい
4 エキセントリックなユーモアが気に掛かる
5 ほのぼの

絵本を抱えて部屋のすみへ (新潮文庫)絵本を抱えて部屋のすみへ (新潮文庫)江國さんのルーツとなった絵本について書かれています。江國さんの文学少女な視点と、小説家としての独特な視点で語られた絵本は新たな魅力を増し、読みたくなること間違いなし。「ふたりはともだち」の書評は特に絶品です。



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