探偵ガリレオ 東野圭吾

2007/10/10 [ a] 22:58 このエントリーを含むはてなブックマーク
内容(「BOOK」データベースより)
突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。
 
 元々ミステリは苦手でした。と言うより、ミステリは中身がないと思い込ん
でいて、避けていたのです。中高生の頃は純文学の方にはまっていたせい
かも知れません。でもある時、森博嗣さんの『すべてがFになる』を読んでミス
テリに対する考え方を改めました。それから他の作家のミステリも読むように
なり、出会ったのが東野圭吾さんです。大体主な作品は読んでて、好きなものも
たくさんありますが、広末涼子主演で有名な『秘密』、あれだけは、苦手です。
何故か。『手紙』と『白夜行』、あと『悪意』『同級生』がお気に入り。

 さて『探偵ガリレオ』ですが、今度10/15からフジテレビ月9でドラマ化される
そう。この作品は連作ミステリーとしてシリーズ化されており、
第1作『探偵ガリレオ』
第2作『予知夢』
第3作『容疑者Xの献身』(第134回直木三十五賞を受賞)
落下る(おちる) 初出:「オール讀物」2006年9月号
聖女の救済 初出:「オール讀物」2006年11月号-連載中
が続編としてあります。

ドラマのキャストは以下の通り

湯川学(ゆかわまなぶ) - 福山雅治

内海薫(うつみかおる) - 柴咲コウ
貝塚北署の女性刑事。ドラマスタッフの依頼を受け原作者が続篇に登場させたキャラクター。
草薙俊平 - 北村一輝

弓削志郎 - 品川祐(品川庄司)

栗林宏美 - 渡辺いっけい  帝都大学での湯川学の助手。

城ノ内桜子 - 真矢みき   監察医。

 私はとても上品なミステリとして、またクールな学者の湯川(理系)と、熱い刑
事の草薙(文系)のなんとも言えない友情が好きだったので、ドラマ化では湯川のパートナーが柴崎コウ演じる女性だというので、残念です。あの二人のちぐはぐなやりとりが楽しいのになあ。解ってないぞフジテレビ!こういうシリーズものならではのお約束やユーモアが無くならないで欲しい。ミステリにはユーモアが必要不可欠。
男の女の探偵と助手の組み合わせが、ドラマ的には絵になるのかもしれない
けれど、福山雅治と北村一樹の組み合わせだっていいじゃないか!
でも今思ったけどこれってBL受けしそうw文系×理系、いや理系×文系か。
腐女子じゃないのでわかりませんが。

旭化成とガリレオのコラボCMまで出来たそう。こちら

これを見る限り、なんか福山さんはちょっと格好良過ぎる気が。。。
頑張ってるって感じ。見た目はイケメンでも、もっと木訥で、理系バカっぷりを
出してくれることを期待します。湯川って犀川先生ともちょっとキャラかぶる気がする。ラーメンズの小林賢太郎とか加瀬亮さんとかがよかったなあ。まあ月9じゃ
無理だろうけどw

 でも好きな作品の映像化なので一応楽しみにします。この秋は好きな作品の
ドラマ化が多いです。「有閑倶楽部」しかり「働きマン」しかり。
「原作通り」((c)久米田康治)に逃げてつまらなくなるのも嫌ですがw原作は面白いので是非ここはあえて「原作通り」を突っ走って欲しいものです。



 君の夢僕の思考 森博嗣

2007/10/10 [ a] 20:32 このエントリーを含むはてなブックマーク
君の夢 僕の思考―You will dream while I think (PHP文庫)
君の夢 僕の思考―You will dream while I think (PHP文庫)森 博嗣

PHP研究所 2005-06
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おすすめ平均 star
star淡々とした写真と語り口;でも少し緊張感がほぐれます
star名台詞に森氏が撮った写真とショート・メッセージを添えた作品
starそして、犬がかわいい。

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出版社/著者からの内容紹介 人を嫌いになる人は優しい……写真と文章で綴る、切なく、そして心を揺り動かすメッセージブック。気づいていながら拾えなかった心の破片。
『すべてがFになる』から最新刊『朽ちる散る落ちる』までベストセラーを出し続ける森博嗣。巧みなプロットと言葉を自在に操る言い回し、そしてその深みのあるロマンチックでありながら哲学的な表現に酔いしれる数多くの読者。
本書では、著者撮影の写真と今までの著作から印象に残る言葉をピックアップし、その言葉に対してオリジナルメッセージを添える森著作においても初めての試みの本である。
夢、優しさ、大人、弱さと自由、孤独、愛、生と死、キス、自分……。気づいていながら拾えなかった心の破片が、心の琴線に突き刺さる。そのメッセージは、「人間は自分の生き様を見せること以外に、他人に教えることなど、何もないのだ」「わからない、なんて叫ぶのは人間だけ。これほど知的な鳴き声は他にない」など、森氏の思考、視点が伺える一冊である。人生に気づき、本当の視線を取り戻させてくれるメッセージブック。



何度も著者自身も書いているけど、森博嗣作品は小説よりエッセイのほうが重要なのかもしれない。とくに初期の日記シリーズ『すべてがEになる』などは今よりも若く、先鋭的で攻撃的な文章が読める。今もブログは書かれているが当時の方が明らかに過激で批判的なことが大胆に書かれていた、と思う。


『君の夢僕の思考』は森さんの著作から選りすぐりのアフォリズムを集めたフォトブック。役に立たないものこそ美しいと思うけれど、一方で文学は実践的に自分の血肉となり役に立つものであると思う。「使える」価値があるかどうか。どう使うかはご自由に。そういうものが好きだ。よってこの本はポエティックで非常に美しい本であると同時に、実用的な本でもある。

「先生、現実って何でしょう?」
 「現実とは何か、と考える瞬間にだけ人間の思考に現れる幻想だ。」
(すべてはFになるP.357)



これはノベルスの表紙のコピーでもある、犀川と萌絵の会話である。このコピーにやられたと、西尾維新は森さんとの対談の中で語っている。私もこういうくらっと来る言葉には弱い。


「先生は女性が社会に出て仕事をすることを、どう思われますか?」
 「どうも思わないね。そもそも、男女平等と職業とは無関係だ。つまり、男と対等になるために、仕事をするためにナンセンスだと思う。それでは仕事をしているものが偉いという、馬鹿な男が考えた言い訳を認めることになる。いいかい、仕事をしていても、遊んでいても、人間は平等だ。問題をすり替えてはいけない。」
(詩的私的ジャック P.72)

 
圧倒的に正しい。「社会に出ても、家庭の主婦でも、人間の偉さは同じ」という言葉も思い出した。問題のすり替えに気づくには固定観念から自由になり多面的に物事を捉えることが必要だ。


詩集の余白が目にしみる、というけれど、心がなにかぴたりとはまる言葉を探しているときにはこういう余白のある本が必要だと思う。余白が心を埋めてくれる。こういった326とか相田みつを的な自己啓発的なメッセージブックって感傷的過ぎて嫌いなんだけど、やっぱりどこかで必要とされているものだなと感じる。自分の今の気持を当てはめる言葉なんてないのかもしれない、だけどそうすることでみんな安心したいんだ、きっと。軽い言葉でも、重い言葉でも。


 「傭兵会社」ブラックウォーター:日本でも

2007/10/10 [ a] 00:50 このエントリーを含むはてなブックマーク
「傭兵会社」ブラックウォーター:日本でも警備業務(WIRED VISION)

『Stars and Stripes』紙によると、日本海に面した人口5500人の小さな村落、つがる市車力地区(旧車力村)で、約100人が米国政府との契約のもとに『AN/TPY-2』レーダーを扱う任務に就いているという。

このレーダーは、「強力な電波を西方のアジア大陸に向けており、米国やその同盟各国に向かう敵ミサイルを探知している」と同紙は報じている。>


Tiny base assimilates into Japanese town

 WIREDVISIONの記事のリンク先にある『Stars and Stripes』の記事

にあるSHARIKIとは,車力村、つまり現在は合併して青森県「つがる市」と

なった村のことでしょう。
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