アマニタ・パンセリナ 中島らも/依存と自由
アマニタ・パンセリナ (集英社文庫)煙草を止めて10ヶ月になる。禁煙する前は、ぱったり止められるのか不安だったが、あっさりやめられた。やめられるかどうか「不安」という気持に依存していたんだと思う。やめられないに決まってるっていう甘えた気持に依存していただけだ。
禁煙の秘訣は簡単。煙草による害を直視することだ。私の場合は、目の下にできた一本のしわ!!これを見つけた瞬間に煙草を止めようと決意して今に至る。煙草で肌が荒れるとか、女性誌にそういう情報は溢れていたので知ってはいましたが、やっぱり自分の体で体験すると・・・・違いますね。幸いリペアケア・水分補給のアイケアで気にならなくなりました。あと、ニコチンは肌を黄ばむって本当だったんだと実感。美白こだわっていたくせに煙草吸っていたなんて。。。止めてみて肌の白さが全然違う。これに気づいてからは煙草吸う気にはなれません。
女性は美容にこだわるなら結構簡単に止められると思います。自分の見た目に直に関する事ですからね。まあなんてスイーツ(笑)的な発想でしょう。でも、スイーツ(笑)なんて馬鹿に出来ないと思う。馬鹿にして何もしないより行動に移す、実行力のある方が結局は勝つ、と思います。
とここまで関係ない話をしてきましたが、中島らもさんの「アマニタ・パンセリナ」です。この本は大変実用的であり、ファンタジーでもあります。依存症、依存ということについて考えられさせます。結局、人間は何かに依存して生きていかなければならないのだ、と思う。 何かに依存するのを止めた代わりに、また何かの別のものを依存の対象にしてしまう。
私は、煙草を止めてから、コーヒーの消費量が圧倒的に増えました。また、化粧水の消費量も。美容にこだわることに依存することに煙草の依存を転移しているのかもしれません。
らもさんは2003年に大麻取締法違反で逮捕されてしまいました。日本国内では法を犯さないと仰っていたので残念です。が、ファンとしては、え、捕まったことなかったの?って感じもありました(笑) もちろん犯罪はだめです。麻薬なんて体のことを考えても「悪」以外のなんでもありません。 でも、本音を言えば、それはやるかやらないかの単純な選択であって、些事に過ぎないと思う。本当に悪いことかどうかは本人次第。
エルヴィス・プレスリーは最期はドーナツ中毒でした。人間は、薬物、食物、カフェイン、人間関係、恋愛、社会、ありとあらゆるものに依存せずにはいられない生物です。その依存の対象が、合法が否かは、その時代の社会によって規定されますが、人間の自由はそれを超えたところにあるのではないでしょうか。











